葉酸はサプリメントで手軽に摂取

葉酸は妊娠している女性や、妊娠を考えている女性に、厚生労働省が摂取を推奨している栄養素です。これは、食事からの摂取ではなく、サプリメント等での摂取が推奨されています。

葉酸はどんなもの?

厚生労働省が推奨する葉酸の効果としては、赤ちゃんの先天性の異常である無脳症や神経管閉鎖障害等を予防、そのリスクを下げるために効果があります。受精卵がどんどん細胞分裂を繰り返し、脳や神経といった重要な部分を作りだす際に必要とされる栄養素です。

新しい細胞を作りだすときに、正しい遺伝子情報を受け継ぐのに効果のある栄養素です。この葉酸が不足すると、新しい細胞を作りだす際に、間違った遺伝子情報を持った細胞が作られるリスクが高くなってしまうのです。つまり、赤ちゃんで言えば、先天性の異常のリスクになってしまうのです。

食事とサプリメント


葉酸は食事でも摂取できるのですが、厚生労働省が推奨しているのはサプリメント等の葉酸です。この違いとしては、食事で摂取できる葉酸は、天然の葉酸で、サプリメントで摂取できる葉酸は一部、天然のものもありますが、ほとんどは化学合成された葉酸なのです。

天然の葉酸は、ポリグルタミン酸型で、化学合成されたものは、モノグルタミン酸となります。この違いとして、体内での吸収率が大きく違うのです。モノグルタミン酸のほうが体内での吸収率が高く、必要な量を摂取しやすいのです。

ポリグルタミン酸は、小腸でモノグルタミン酸に変化してから体内に吸収されます。そのため、化学合成の葉酸であるモノグルタミン酸が推奨されているのです。

食事で摂取する場合、かなり多くの葉酸が含まれた食材を食べなければなりません。食材に含まれる葉酸は、その調理の課程で多くが失われ、実質10〜15パーセントしか吸収されません。そのため、ほとんどの人が葉酸不足となっています。

ですから、葉酸を確実に必要量摂取するにはサプリメントなどが効果的なのです。

必要な葉酸の量


人間にとって葉酸は必要な栄養素であり、通常時で240マイクログラムを必要とされています。ですが、妊娠している女性、また、妊娠の可能性がある場合には、その倍の480マイクログラムが必要とされています。

この必要な量が摂取できるだけのサプリメントなどを服用すればよいのです。また、食事等でも葉酸が摂取されますが、合わせて1000マイクログラムが上限となっており、それ以上の摂取は、過剰摂取による副作用に注意が必要となります。

サプリメントと食事の分で過剰摂取になりそうな気もしますが、食事で摂取できる量はたかだかしれていますから、サプリメントでの摂取量に注意すれば、まず過剰摂取になることはありません。